TODAY'S SONG

なつエモ

懐かしくてエモい洋楽HITsをゆるっと紹介します。

天ラブって略してんの俺だけ?◆Little Peggy March『I Will Follow Him』

はじめに 映画『天使にラブ・ソングを…』を皆様はご覧になられたことがお有りでしょうか。金曜ロードショーの予告CMで目にすることはあったのですが、なぜか食指が動かなかった僕が実際にこの映画を観たのはけっこう大人になってからでした。教会で歌ってる…

ベーシストを明るくする曲◆Cheryl Lynn『Got To Be Real(ガット・トゥー・ビー・リール)』

はじめに むかし、コピーバンドを組んでいました。僕はベース担当で、2年くらい活動していたと思います。1度だけライブハウスでライブをした経験もあります。ライブをした直後、燃え尽き症候群で飽きてベースから遠ざかり、バンド活動もおろそかになり自然脱…

通い詰めてた本屋で永遠リピートしてた曲◆Billy Joel『Just the Way You Are(素顔のままで)』

はじめに 僕は図鑑や辞典が好きな子供だったので、学校が終わると近所の百貨店に入ってる本屋さんに足繫く通い、立ち読みにふける少年時代を過ごしていました。そんな風だったので友達もあんまりいなかったんですが、友達と公園で遊ぶよりも熱帯地方に棲む虫…

ゥア"ア"ア"ア"オ"!!◆James Brown『I Got You(I Feel Good)』

はじめに ファンクって音楽ジャンルが何なのか知ってるよ~って人?はい、ありがとうございます。半々ですね。音楽理論的にいえば、4/4拍子のなかで1拍目を強調した16分音符(16ビート)の反復が用いられ、休みなく動き続けるベースライン、細かく刻んだカッ…

これから抱くぞソング◆Sade『Smooth Opreator(スムース・オペレーター)』

はじめに 紳士諸賢は、複数回のデートの末、そのつもり満々で女性を自宅へ迎え入れたとき、BGMになにを選ばれますか?無論、ムーディーな曲であることは必要条件として、とはいえ、いざその時までは心の手越を隠してカッコつけたいのが男心。女性に警戒心を…

洋画で軍人の葬式に流れる曲◆『Amazing Grace(アメイジング・グレイス)』

はじめに 葬式といえば、我が日本は一応は仏教国なので、住職が読経している光景が浮かびます。ですが海の向こうの多くの国はキリスト教圏であるため、当然ながら住職も読経も一般的ではありません。スキンヘッドは日本より多い気がします。あちらの葬式は、…

アウトロドン映えする曲◆ Chase『Get it on(黒い炎)』

はじめに イントロが特徴的な曲、いっぱいありますよね。そういうのはイントロドンで映える曲です。早押しの激戦に盛り上がる事必死でしょう。逆に、アウトロが特徴的な曲といえば…?結成2年で解散したブラス・ロックバンドが1971年に発表した、アウトロドン…

お前らドイツ人やったんか!◆Dschinghis Khan『Dschinghis Khan(ジンギスカン)』

はじめに 1970年代中ごろから1990年代の終わりにかけて、クラブの前身であるディスコが大流行していました。バブリーダンスで若年層からの知名度を一挙に得た荻野目洋子の『ダンシング・ヒーロー』もまた、80年代中盤以降のディスコを大いに盛り上げた曲であ…

みんなの知ってる曲◆Linda Scott『I've Told Every Little Star』

はじめに 『マツコの知らない世界』の曲。といえば、日本人の100人中100人が口ずさめるほど認知度が高い今回の曲。調べてみると結構な昔の曲で、リリースされたのは1961年。60年代の名曲という僕たちの知らない世界を伝道してくれる人気番組の、メインテーマ…

筋肉タレント応援歌◆Survivor『Eye of the Tiger』

はじめに バラエティ番組でよく使われる挿入曲、みなさんいくつ思い浮かびますか?僕は残念ながらCMソングの方がなぜか惹かれるので、パッと思い浮かぶのは3曲くらいです。今回は、バラエティで筋肉タレントが体当たり企画にチャレンジするシーン、また企画…

おもしろFlash最盛期を支えたネ申曲◆Michel Polnareff『Tout, tout pour ma chérie(シェリーに口づけ)』

はじめに 2000年代はじめのインターネット界隈。Web制作ツールがまだ普及しておらず、いわゆるオタクたちが独力でプログラムを組んで不気味な個人ホームページを乱立させていた頃。「キリ番を踏んだ方はお知らせください」とかがあった頃。「おもしろFlash」…

5人兄弟と誤解されがち◆Jackson5『I Want You Back』

はじめに デビュー曲でいきなりヒットしたアーティストと聞いて、みなさんは誰を思い浮かべますか?……はい、どれも大したことない。まあまあ、そう怒らないでください。 実際に、1969年にモータウンレコードからデビューした今回のアーティストには恐らく敵…

鬼滅の『炎』のめっちゃすごい版◆Ray Parker Jr.『Ghostbusters』

はじめに 世は空前の鬼滅の刃ブーム、劇場版の1日の上映本数は多いところで42本(バスかよ)。その劇場版のテーマソングということで、めざましテレビを中心に話題沸騰のLiSAさんの『炎(ほむら)』。Apple Musicのグローバルランキングではなんと日本人アー…

モノマネしやすい曲◆Michael Jackson『Man In the Mirror』

はじめに 俳優・大泉洋を全国区タレントに押し上げた、伝説的バラエティ『水曜どうでしょう』。その中で大泉洋がモノマネを披露したのが、今回の曲。「ダッ!」「アッ!」などの独特のマイケル呼吸が冒頭からふんだんに盛り込まれています。サビに向かって「ダシ…

ノれるボサノバの金字塔◆Sergio Mendes『Mas Que Nada』

はじめに トヨタ シエンタのCMソングや、松田翔太さんが出演されているギャッツビーのCMソングに使われていた今日の曲。1966年に世界的なヒットを生み、ボサノバブームの火付け役となった偉大な曲です。今日は、日本中の誰もがサビを聞けば「あ~!」となる…

世界初のベースソロ◆The Who『My Generation』

はじめに 1965年。第二次世界大戦の終戦から20年。日本という国は熱気に満ちていました。原宿では国内初の億ションが販売され、東海道新幹線「ひかり」は東京ー新大阪間を3時間余りで結び、建設・不動産・金融業界を中心に、日本は長期的な好景気の中にあり…

もうええもうええもうええもう◆Ray Charles『Hit the Road Jack』

はじめに 黒人×盲目×キーボード。そう聞くとスティービー・ワンダーともう1人、思い浮かぶアーティストがいます。R&Bの申し子、レイ・チャールズです。90年代に、サザンオールスターズの名曲『いとしのエリー』を英語カバーし、 日本でもヒット(Wikipedia…

原題が日本語なんだ◆Quincy Jones『Ai No Corrida(愛のコリーダ)』

はじめに 2007年、資生堂「uno」がオーランドブルームを主演に据えてTVCMを放送していました。たしか僕は当時、英語の苦手な中学生で、耳に残った空耳のまんま「アイノコリーダッ♩」と歌っていました。大人になって知りましたが、この空耳、正解だったようで…

疾走感あふれる不倫ソング◆Stevie Wonder『Part-Time Lover』

はじめに 僕は昔の曲が大好きです。社会人になりたての頃、カラオケ好きの僕は、 「飲みニケーションの延長で、 職場のおっちゃん世代とカラオケに行く機会があるかもしれない。 そのとき盛り上がれるよう、 昔の曲をカラオケのレパートリーに取り入れておこ…